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2012-12-20  ヤマハ発動機、インド二輪事業でマス領域を強化─新中期経営計画発表

ヤマハ発動機は18日、2013年~2015年の新中期経営計画を発表した。3年間で250のニューモデルを投入するなどして、数値目標を、2015年連結売上高1兆6,000億円(12年度比+4,000億円)、連結営業利益800億円(同+520億円)、連結営業利益率5%(同+2.7%)と設定した。



 主要事業戦略については以下のとおり。




■二輪車事業

インド『大きく成長を続ける市場で、マス領域を強化する』

 スクーター、低価格モデル等の積極的な新商品投入とともに、世界最安値のモノづくり・生産能力増強に取り組む。併せて、マーケティングとして販売網拡充・顧客接点強化などを展開。



ASEAN『安定的成長へ向かう市場で、顧客ニーズ多様化に対応する』

 低燃費エンジン搭載をベースに、プラットフォーム(PF)と、そのバリエーション展開を図る。併せて低コストのPF開発とともに、移動具以上の価値提案を図る。またマーケティングとして、市場密着型の顧客接点強化を図る。



先進国『潜在需要固く、回復に向かう市場で生涯顧客を増やす』

 エントリー~フラッグシップまでのラインナップを拡充し、加えてライフタイムマーケティングや、新しいコンセプト提案を展開。



■マリン事業 『総合マリンビジネス3,000億円を目指す』

船外機:高信頼性・軽量・低燃費エンジンとボートビルダーとの連携で安定シェアを獲得。

ボート:ブラジル市場に続き、中国市場(プレジャーと業務艇)へも進出。

WV:ジェット推進器供給ビジネスの拡大を図る。



■SPV(スマートパワー)事業 『100万台を目指す』

電動自転車:成長続く中国市場へラインナップ大幅拡大を図る。

PAS:国内は高機能モデル導入。欧州はドライブユニット供給により市場攻略。

電動二輪車:本格的な普及を目指し、低価格モデル導入。



■RV(レクリエーショナルビークル)事業

新オフロードビークル:2013年より市場導入を図る。

ATV:車体生産の米国移管完了(2012年)とともに、エンジン調達戦略を図る。

スノーモビル:他社連携による事業効率化を図る(2013年)。




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