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インドに対する日本政府の動向
チダムバラム・インド財務大臣による安倍内閣総理大臣表敬
2013-04-01
安倍晋三内閣総理大臣は,チダムバラム・インド財務大臣(Mr. P. Chidambaram, Minister of Finance, India)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
1.安倍総理から、チダムバラム大臣の訪日を歓迎した上で、日本とインドの関係は「最も可能性を秘めた二国間関係」であり、自分も日本とインドの「戦略的グローバル・パートナーシップ」の更なる強化のため努力したい旨述べました。
2.これに対しチダムバラム大臣から、自分も来るべきシン・インド首相の訪日に向け、両国関係を更に発展させていきたい、日本の技術によってインドのインフラ開発にご協力頂きたく、より多くの日本企業のインドへの進出を希望する旨述べました。
3.二国間関係に関し、安倍総理から、日本企業のインドへの投資を更に促進するには、金融規制の緩和及び税制面の改善が必要である旨述べるとともに、デリー・ムンバイ間産業大動脈構想及び高速鉄道等について更に協力が進むことに対する期待を表明しました。これに対して、チダムバラム大臣から、インド側としても、各分野における課題への取組を引き続き進めていきたい旨述べました。
4.最後に、安倍総理から、シン首相御夫妻の訪日を心待ちにしている旨述べたのに対し、チダムバラム大臣から、来るべきシン首相の訪日を是非成功させたい旨述べました。