2012-12-25 週明けのSENSEXは0.07%高、売買交錯のなか小幅反発
ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は週明けの12月24日、前日比13.09ポイント(0.07%)高の19255.09で取引を終えた。
前営業日だった週末21日のSENSEXは、前日比75.25ポイント(0.39%)安の19,242.00で取引を終えており、週単位の騰落でSENSEXは2週連続の下落となっていた。ボナンザ・ポートフォリオのシニアバイスプレジデント、ラケシュ・ゴヤル氏によれば、24日も投資家は強気になりきれず、リライアンス・インダストリーズ(RIL。SENSEX算出で比重が最大)や石油・天然ガス公社(ONGC)、住宅開発金融公社(HDFC)、マルチ・スズキ・インディアといった優良銘柄に利益確定売りが続いた。他のアジア諸国や欧州の市場も、騰落を織り混ぜた展開となり、国内市場の底上げ材料にはならなかったという。
業種別指数では、全13業種中6業種が上昇。機械が0.95%高、不動産が0.91%高、ITが0.87%安、ヘルスケアが0.81%高などと上げた。下落したのは金属(0.53%安)、石油・ガス(0.43%安)、耐久消費財(0.16%安)など7業種。
銘柄別では、SENSEX採用30銘柄中12銘柄が上昇した。タタ・モーターズが2.44%高、ウィプロが1.78%高、サン・ファーマが1.46%高、インフォシス・テクノロジーズが1.15%高、タタ・パワーが1.09%高など。一方、ジンダル・スティールが1.93%安、ONGCが1.88%安、マルチ・スズキが1.60%安、スターライト・インダストリーズが1.58%安など、18銘柄が下落している。