2013-01-08 みずほコーポレート銀行、インド チェンナイ支店開設認可を取得
みずほコーポレート銀行は、インド準備銀行(Reserve Bank of India)宛に提出していたインドのタミル・ナドゥ州チェンナイ市における支店開設申請について、認可する旨の正式通知を受領したと発表した。これを受け、2013年11月中の支店開設を目指して具体的な準備作業を開始する。
チェンナイ支店は、ムンバイ支店、ニューデリー支店、2013年4月のバンガロール地域初の邦銀支店開設に続き、インドにおける同行4番目の営業拠点となる。
タミル・ナドゥ州の州都であるチェンナイは、南インド最大の都市で、チェンナイ港、エンノール港等の大型港湾を有し、「インドのデトロイト」と呼ばれるほど、自動車・自動車部品産業が集積しているのに加え電子部品、IT、機械等各種産業が発達している。また、インドの中でも経済成長の著しい地域のひとつであり、充実した産業インフラ、豊富な労働力、東南アジアに近接する地理的な魅力に加え、積極的な外資誘致により、日本のみならず諸外国からの外国直接投資が近年急拡大している。今後、工業団地開発や港湾・道路の整備拡張等、さらなるインフラ整備・開発が見込まれている。
同行は、2010年2月にタミル・ナドゥ州産業・貿易促進局(GUIDANCE BUREAU)と日系企業進出支援の業務協力協定を締結しており、また、チェンナイ南郊で環境複合都市開発プロジェクトを推進している。チェンナイ支店では、南インドをカバーする同行の拠点として、各種金融サービスを提供する。