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2013-01-15 日立、インド・グジャラート州ダヘジにおける海水淡水化プロジェクトの給水契約を締結
日立製作所は11日、シンガポールのエンジニアリング会社ハイフラックス(Hyflux Ltd)とで構成するコンソーシアムが、グジャラート州ダヘジ経済特別区管理会社(DSL)との間で、給水量や給水価格などの水売買に関する契約を締結したと発表した。今後、コンソーシアムは、環境アセスメント許可取得、融資契約締結などのプロセスを経て、2013年秋頃を目途にDSLとの最終合意に向けた協議を行っていく。
本プロジェクトは、グジャラート州ダヘジにある経済特別区内の工業団地に、コンソーシアムが海水淡水化プラントを建設し、30年間(建設期間含む)にわたり、1日当たり33万6,000立法メートルの工業用水を安定的に供給するもの。
また、本プロジェクトは、日本政府とインド政府が共同で進めている、デリー・ムンバイ間約1,500キロメートルに民間資本を活用しながら工業団地などを整備する「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)」のひとつ。
これまでコンソーシアムは、2009年12月の日印首脳会議での政府間合意を受け、省エネ・低炭素型のスマートコミュニティ構築を目的として進められている経済産業省の「平成22年度インフラ・システム輸出促進調査等委託事業(グローバル市場におけるスマートコミュニティ等の事業可能性調査)」のもと、事業化の検討を進め、2012年3月に共同開発契約をDSLとの間で締結し、協議を進めてきた。