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2013-01-22 イケアのインド進出計画、FIPBが追加承認
家具販売の世界的大手であるスウェーデンのイケアが申請していたインドへの1,000億ルピー投資計画を、財務省の外国投資促進委員会(FIPB)は1月21日、承認した。世界経済フォーラム(WEF)がスイスのダボスで開いている年次総会(ダボス会議)に出席しているインド代表団筋が明らかにしたもので、アナンド・シャルマ商工相も認めている。PTI通信が同日付で報じている。
同筋によると、「イケアの件はFIPBによって承認され、次は最終承認に向けて内閣経済諮問委員会(CCEA)に送られる」とのこと。CCEAの承認も得られると、イケアはインドに展開する大規模家具販売店にカフェを併設することが可能になる。
シャルマ商工相は、FIPBの承認について次のように述べている。「ダボスだけでなく世界各国を納得させる内容だ」 「インド政府が政策の実現に真剣に取り組んでいることを示すメッセージであり、われわれがFDI(外国直接投資)を歓迎していることを外国投資家に納得してもらえる」。そして、CCEAの承認も確実に得られるとの見通しを示した。