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2012-11-02  CATVのデジタル化、3大都市では200万世帯でテレビ視聴不能に?

 デリー、ムンバイ、コルカタで11月1日、ケーブルテレビ(CATV)のデジタル化が実施されるのにともない、3都市の計200万近い世帯でテレビが見られなくなりそうだ。10月31日付でヒンドゥー・ビジネスライン紙が報じている。

 情報通信省の幹部によれば、デリー、ムンバイ、コルカタではアナログ信号の送信は予定どおり31日を最後に打ち切られる。31日には、ムンバイ(旧ボンベイ)でのアナログ送信終了の中止を求める請求をボンベイ高等裁判所が却下。デジタル化を推進する政府は、これを受けて強気になっている。

 同省の推計では、上記3都市にチェンナイを含めたインド4大都市では94%近くの世帯でテレビのデジタル化対応が完了しているとされるが、各地域の送信事業者(MSO)によれば、デジタル化率は60-65%だという。あるMSOの広報担当者は、ムンバイだけで少なくとも50万世帯が1日からテレビを視聴できなくなる見込みで、同様の世帯の数はコルカタとデリーではさらに多いと語る。 




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