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2013-01-29 海・水産物の廃棄は漁獲量の25%、損失額は年1,500億ルピー─ASSOCHAM調べ
インドでは廃棄される海・水産物が漁獲量の25%を占め、廃棄による年間損失額は1,500億ルピーにも上る――インド商工会議所連合会(ASSOCHAM)が調査リポートで、こうした結果を示した。リポートによれば、インドの海・水産物関連市場は6,100億ルピー規模。1月28日付でPTI通信が報じている。
ASSOCHAMのリポートによると、「漁獲後の海・水産物を扱うインフラは漁業の盛んな州でも貧弱な状態にあり、漁獲量の25%が廃棄されている」。また、既存の漁業従事者による沿岸部での乱獲が水産資源の減少を加速させており、沿岸漁業の水揚げ高は縮小しつつある。さらに、適切な漁船の不足により、深海の漁業資産が手つかずのまま放置されているという。