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2013-01-31 キヤノン・インディア、中・高価格帯カメラに注力へ
キヤノン・インディアは1月29日、今後は中・高価格帯のカメラに注力する方針を明らかにした。背景には、高解像度の撮影機能を備えたスマートフォンにコンパクトデジカメの売上を食われている状況がある。PTI通信が同日付で報じている。
同社の小林一忠社長兼CEOは報道陣に次のように語った。「オートフォーカスのコンパクトカメラは、2011年から12年にかけて売上が横ばいだ。その大きな要因として、今や多くのスマートフォンがカメラ並みの撮影機能を備えていることが挙げられる。だが、その一方で、本格的なデジタル一眼レフカメラ(DSLR)の12年の売上は、前年比30-32%増を記録しており、われわれが見込んでいた25%成長を上回った」。今後は価格1万ルピー以上のカメラに注力していくという。