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2013-02-14 バレンタイン・デーの贈り物、今年は緊縮傾向─ASSOCHAM調べ
バレンタイン・デーを間近に控え、若いカップルは宝石やブランド物の洋服など、高価なプレゼントへの出費を控える傾向にある――インド商工会議所連合会(ASSOCHAM)が最新の調査結果を明らかにした。背景には、なかなか回復しない消費者センチメントがある。2月11日付でPTI通信が報じている。
ASSOCHAM社会開発基金(ASDF)は、2012年11月-13年1月にかけて、20-30歳のカップル約750組に今年のバレンタイン・デーの計画について聞き取り調査を実施。対象地域はアーメダバード、バンガロール(ベンガルール)、ブバネシュワル、チャンディガル、チェンナイ、デラドゥン、デリー首都圏、ハイデラバード、ジャイプル、ジャンム、コルカタ、ラクナウ、ムンバイ、パトナ、プネなどの主要都市。
調査の結果、若いカップルが選ぶプレゼントの上位を占めるのは、昔ながらの花やチョコレート、化粧品、香水などだが、今年はそれに加えて、安価なタブレットPCやスマートフォン、iPod、デジタルカメラといった時代を象徴するような携帯用の電子機器も人気の高いことが判明した。
参加者の約40%が「バレンタイン・デーの出費は極力抑え、昔ながらのプレゼントを贈る」と回答した一方で、「愛する人には人気の携帯用電子機器を贈りたい」とする回答が約30%、「ブランド物の服やハンドバッグ、靴が有力候補」とする回答は約15%に上った。