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2013-02-22  AP州ハイデラバードで爆弾テロ、13人死亡

2月21日、アンドラ・プラデシュ州の州都ハイデラバードにおいて、自転車に仕掛けられていた爆発物が2度にわたって爆発し、住民13人が死亡、少なくとも83人が負傷した。22日付の報道によれば、この爆発は、即席爆発装置(IED)と呼ばれる簡易な装置を使用したテロと見られる。爆発が発生したのはハイデラバード東部のディルスクナガルという地区で、最初の爆発は午後6時50分という夕方のもっとも混雑している時間帯に発生した。驚いた住民が逃げようとしていたところで、2度目の爆発が発生したという。



 この爆弾テロに対して、マンモハン・シン首相は21日に声明を発表してこれを強く非難するとともに、「これは卑劣な攻撃であり、罪を犯した者には必ず罰を与える」と強調した。シン首相はまた、「首相による国家救済基金」と呼ばれる基金から見舞金として、死亡者の遺族に対して20万ルピー(約36万円)を、重傷者に対しては5万ルピー(約9万円)を、それぞれ支給することを発表した。



 一方、スシル・クマール・シンデ内相は21日、政府は2日ほど前より、テロリストによる攻撃の可能性があるという情報を諜報機関から受け取っており、この情報にもとづいて各州政府に警告を発していたと明らかにした。シンデ内相はまた、この情報によっていくつかの主要都市ではテロに対する警戒態勢がとられていたと述べたが、これらの都市の中にハイデラバードが含まれていたかどうかは明らかにしなかった。なお、シンデ内相は今回の爆弾テロの首謀者に関しては、捜査の結果を待ちたいと述べるにとどめ、具体的なテロ組織を名指しすることは避けた




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