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2013-02-27 川崎重工、インド向けに自社開発の「カワサキグリーンガスエンジン」を初受注
川崎重工業は26日、インドのエンジニアリング会社であるスターリング・アンド・ウィルソン(Sterling and Wilson Co-gen Solutions Pvt. Ltd. 以下SW社)より、インドの製紙会社スリ・ベンカタラマナ(Sri Venkatramana Paper Mills Private Limited. 以下Venkatramana社)向けに、「カワサキグリーンガスエンジン」を受注したと発表した。インド向け「カワサキグリーンガスエンジン」の受注は、今回が初めてとなる。
今回受注した「カワサキグリーンガスエンジン」は、発電出力7,800kW、世界最高の発電効率49.0%を誇る高効率タイプ。SW社はVenkatramana社が運営するIPP(Independent Power Producer)発電所の設計・調達・建設を請け負っており、川崎重工はSW社に対して、ガスエンジン発電設備、電気・制御装置およびエンジン補機を供給する。
本発電設備より発生する電力は全てインドの電力会社へ販売される。ガスエンジン発電設備のSW社への納入予定は2013年3月末で、本発電所の商業運転開始は2013年6月末の予定。