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2013-03-06 SENSEXは1.40%高、財務相発言で19,000ポイント台回復
ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は3月5日、前日比265.21ポイント(1.40%)高の19,143.17で取引を終えた。一日の上げ幅としては2012年11月29日以来の大きさで、指数は終値で19,000ポイント台を回復した。
この前日、P.チダンバラム財務相が、国会で予算案や財政法案についての議論を進めていく過程で間接税の取り扱いに関して決定がなされると確約したことが好感された。証券会社筋によると、インド中央銀行(RBI)が今後も景気刺激策を打ち出していくとの期待が継続し、他のアジア市場も好調ななか、財務相の発言が買いにつながったという。
業種別指数では、13業種のすべてが上昇した。不動産が3.13%高と最も大きく上げたほか、金属が2.65%高、金融が1.89%高、自動車が1.78%高、石油・ガスが1.54%高、ITが1.50%高など。
銘柄別では、SENSEX採用30銘中26銘柄が上昇。スターライト・インダストリーズが4.47%高、ヒンダルコ・インダストリーズが4.29%高、タタ・モーターズが3.73%高、ICICI銀行が3.36%高、ウィプロ・テクノロジーズが3.30%高、シプラが2.95%高、マルチ・スズキ・インディアが2.75%高などと上げた。