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2013-03-11 日本損害保険協会、インドの外資出資規制に関する意見書に参加
日本損害保険協会は8日、同協会が加盟している国際保険協会連盟(Global Federation of Insurance Associations:GFIA)が、インドにおける外資出資規制の上限引き上げを検討するインド連邦議会の動きを踏まえ、海外の保険業界も賛同していることを示し、規制緩和の実現を促すため、インドのマンモハン・シン(Dr. Manmohan Singh)首相をはじめとした政策立案者に、外資出資規制(Foreign Direct Investment:FDI)の上限引き上げに関する意見書を3月5日付で提出したと発表した。
インドでは、保険におけるFDIの上限が26%に制限されており、その割合を超えて同国の保険会社に出資することは許されない。2004年以降、インド連邦議会で上限を49%まで引き上げることなどの改正保険法案を検討する動きがあるが、FDI上限の引き上げは実現していない。
同協会は従来からインドのFDI上限引き上げに賛同する取組みを行っており、今回もGFIAの一員として趣旨に賛同し、意見書作成に参加した。