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2013-03-12  JBIC、インドのインフラ事業を投資対象とするファンドに出資

 国際協力銀行(JBIC)は8日、インドの大手民間金融機関であるコタック・マヒンドラ銀行グループで、カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメント グループと三井住友銀行(SMBC)が連携して運営するファンド(Core Infrastructure India Fund Pte. Ltd.)に関する出資契約書に3月7日、調印したと発表した。



 同ファンドは、インドにおける電力、運輸および交通セクターなどのインフラ事業を投資対象とするインフラファンドで、当初約9,000万ドル規模(うち、SMBCとJBICは夫々最大2,200万ドルを出資予定)にて運営を開始し、最終的には2億5,000万ドルまで規模を拡大することを目標としている。



 SMBCは、実績のあるインフラプロジェクト向けファイナンスの知見を本ファンドに提供するほか、本ファンドの投資案件や投資候補案件と日本企業との連携支援等を担う予定。SMBCとJBICが本ファンドに参画することにより、日本企業のインフラ分野における海外展開支援に繋がることが期待される。



 JBICは出資機能をより一層活用し、日本企業の海外展開を積極的に支援するため、2013年2月に「海外展開支援出資ファシリティ」 を創設した。本件は、SMBCがファンドの運営の一翼を担い、インドのインフラ事業への投資を目的とするファンドに対し、日本企業の海外展開支援を目的としてJBICがリスクマネーの供給を行うものであり、同ファシリティの下での支援案件として位置づけられるもの。




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