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2013-03-14 ニッパツ、インドで自動車用シートの合弁会社設立へ
ニッパツ(日本発条)は13日、インドの地場企業クリシュナグループ、自動車部品大手の仏フォルシアと合弁会社「ニッパツ エフ クリシュナ インド オートモティブ シーティング」(NHK F. Krishna India Automotive Seating)を設立し、自動車用シート事業を展開すると発表した。同社のインドにおけるグループ会社はこれで3社目となる。
合弁会社の出資比率はニッパツ 51%、クリシュナ 30%、フォルシア 19%。インド南部タミル・ナドゥ州チェンナイ近郊のオラガダム工業団地に工場(敷地面積:8,000平方メートル、延床面積:3,500平方メートル)を設置。生産開始は今年12月からを予定しており、売上高は15年度に12億300万ルピー(約22億7,400万円)を見込む。
ニッパツは2001年に、フォルシアとの間で、自動車用シート事業における合弁契約を締結しており、合弁会社として、フォルシア・ニッパツおよびフォルシア・ニッパツ九州を設立している。
クリシュナグループは、1994年の設立で、自動車部品の製造・販売を手がけており、主要取引先はマルチ・スズキ、スズキ・モーターサイクル、マヒンドラ&マヒンドラ、フォルクスワーゲン、ホンダなど。