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2013-03-19  ピクセラ、インドで携帯電話基地局へのエネルギーマネジメントシステム実証事業に参画

コンピュータソフトウェア・周辺機器等の開発・販売を手がけるピクセラは18日、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募を実施していた「国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業 実施可能性調査 携帯電話基地局エネルギーマネジメントシステム実証事業(インド)」において委託予定先として採択されたと発表した。



 本事業は、インドの携帯電話基地局に再生可能エネルギーを導入し、日本のエネルギーマネジメント技術を適用することにより、環境負荷の低減を図りつつ、安定的に電力を供給するシステムを実現するための実証事業の実施可能性調査を実施するもの。ピクセラは、光触媒塗装による省エネ・CO2排出量削減効果について担当し、共同提案者のNECやインド側のカウンターパートを含めた協力体制により事業を進めていく。事業期間は平成24年度から平成25年度を予定。



 現在、インドでは世界最大規模の携帯電話市場が形成されており、急増する携帯電話基地局へのエネルギー供給にともなう環境負荷の低減が課題となっている。また、インドの豊富な日射量はPVにとって有利である一方で、日射が多いため基地局シェルタの温度上昇が大きく、それを抑えるためにエアコンの稼動時間が長くならざるを得ないという、相反する面を持っている。そこで、基地局シェルタの屋根や外壁に日射反射率の高い光触媒塗装を施し、基地局シェルタの温度上昇を低減することで、光触媒塗装単独による省エネ・CO2排出量削減効果、ならびにEMSの導入による省エネ・CO2排出量削減効果との相乗効果についての実証を行う。




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