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2013-03-21  交通事故による死者、インドは依然として世界最多─WHO調査

世界保健機関(WHO)が3月14日に発表したリポート「世界の交通安全に関する報告」(Global status report on road safety)最新版で、インドの交通事故死亡者数は、依然として世界で最も多いことが明らかになった。このリポートは、WHOが世界約180カ国を対象に、2009年から毎年発表しているもの。インドの交通事故死亡者数は、初回2009年版(2006-2007年時点の数値を調査)以来、一貫して世界最多となっている。インドの各メディアが15日付で報じた。



 リポートによれば、2011年時点で、インドの交通事故死亡者数は年間約14万3,000人と、2位中国(約7万人)の2倍、3位ブラジル(約3万6,000人)の4倍に上る。WHOが望ましいとする安全規制を完備できている国は、世界で僅か28カ国(人口カバー率7%)に過ぎないが、それでも全体の半数近い88カ国で、2006-2007年から2010-2011年の間に交通事故死亡者数は減少している。それにも関わらず、インドの交通事故死亡者数は一貫して増え続け、5年間で35%も増加している。




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