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2013-03-28 JEMA、白物家電5品目の世界需要調査を発行
日本電機工業会（JEMA）は、白物家電5品目の2005年から2011年までの世界需要実績（注）を推計調査し、報告書「白物家電5品目の世界需要調査（生産・輸出・輸入実績データを含む）2005年－2011年」を発行した。対象品目は、ルームエアコン、電気冷蔵庫、電気洗濯機、電気掃除機、電子レンジで、いずれも家庭用。同会のプレスリリースが3月27日付で報じた。
同調査結果によれば、2011 年の世界の電気冷蔵庫の需要は、南欧、日本等では景気悪化を背景に需要が減少したものの、中国、インド・ベトナム・インドネシア等のアジア新興国を中心に、経済成長、普及率上昇により需要が拡大。また、電気洗濯機の需要（同）は、欧州が経済低迷によって前年並みに留まるも、インド、インドネシア、中近東、アフリカ等の新興国の旺盛な需要に支えられ、全体では前年比増となった。
また、国・地域別需要台数ランキングでインドは、ルームエアコンでシェア4.5％（2005年は2.3％）を獲得して4位（同5位）に、さらに電気冷蔵庫でシェア6.7％（同2.3％）を獲得して3位（同5位）にランクアップした。
（注）日本を含む62 カ国・地域が対象