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2013-04-17 SENSEXは2.11%高、経常赤字減少と利下げへの期待で大幅高
ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は4月16日、前日比387.13ポイント(2.11%)高の18,744.93で取引を終えた。7カ月ぶりの大幅高となった。
ボナンザ・ポートフォリオのシニア・リサーチアナリスト、ニディ・サースワト氏によると、金と原油の価格が下がったことでインドの経常赤字が減少するとの見方が強まったこと、卸売物価インフレ率が予想を上回る減速を見せ、インド中央銀行(RBI)が近く大胆な利下げに踏み切るとの期待が高まったことが指数の大幅な上昇につながった。
業種別指数では、全13業種中11業種が上昇した。金融が2.94%高と最も大きく上げたほか、自動車が2.54%高、資本財が2.53%高、電力が2.42%高など。
銘柄別では、SENSEX採用30銘中19銘柄が上昇。マルチ・スズキ・インディアが4.23%高、マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)が3.95%高、石油・天然ガス公社(ONGC)が3.87%高、住宅開発金融公社(HDFC)が3.84%高、ドクター・レッディーが3.56%高、ヒーロー・モトコープが3.55%高などと上げている。