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2013-04-23 週明けのSENSEXは0.81%高、利下げ期待で続騰
ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は休場・週明けの4月22日、前日比153.37ポイント(0.81%)高の19,169.83で取引を終えた。
証券会社筋によると、インフレの減速(日用品価格の下落)により、インド中央銀行(RBI)が5月3日に予定されている金融政策決定会合で追加利下げに踏み切るとの期待が高まった。また、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議において日本の経済刺激策に対する一定の理解が得られたことから他のアジア諸国や欧州諸国の市場が好調となったことも影響した。
業種別指数では、全13業種中11業種が上昇。耐久消費財が4.26%高と最も大きく上げたほか、不動産が3.41%高、資本財が3.33%高、金融が2.41%高、金属が2.03%高、電力が2.01%高となど上げた。
銘柄別では、SENSEX採用30銘中20銘柄が上昇。インド石炭公社(CIL)が4.33%高、ラーセン&トゥブロ(L&T)が4.21%高、HDFC銀行が3.85%高、国営バーラト重電機(BHEL)が3.04%高、タタ・スティールが2.27%高、ICICI銀行が2.25%高など。一方、SENSEX算出で比重2位のインフォシス・テクノロジーは2.22%安と下げている。