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2013-04-30 マルチ・スズキ、1-3月期決算で史上最高益
乗用車最大手のマルチ・スズキ・インディアは2012年度第4四半期(13年1-3月期)決算で、前年同期比79.8%増の史上最高益となる114億7,500万ルピーの利益を挙げた。これまでの最高益は09年度第3四半期(10-12月期)の68億8,000万ルピーだった。また、今年1-3月期の売上は前年同期比9.4%増の1,256億6,600万ルピー、販売台数は同4.6%増の34万3,709台となった。4月27日付でPTI通信が報じている。
大幅増益の背景には、外国為替相場の円安で日本からの輸入コストが下がったこと、現地調達率を上昇させたこと、「スイフト」「ディザイア」「エルティガ」といった車種が人気を得ていること、1月に販売価格を約1%引き上げられたことなどがある。ちなみに、インド・ルピーに対する円相場は1-3月期、9.1%下落している。