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2013-05-02  ケララ州、「アーユルヴェーダ医療観光」の拠点に

インドの伝統医療アーユルヴェーダのサービスが受けられる土地として、ケララ州はメディカル・ツーリズム(医療観光)の世界的な拠点として急速に発展しつつある。各国の著名人をはじめ、休暇を楽しむ人々などの間で、その人気は高まる一方だ。4月28日付でPTI通信が報じている。



 ケララ州政府観光局の情報筋によれば、「ラストエンペラー(邦題)」などの大作で知られるイタリアの著名映画監督ベルナルド・ベルトルッチ氏も先ごろ、慢性疾患の治療のため、同州を訪れたという。



 昨年には、スーパーモデルのナオミ・キャンベルも同州のリーラ・コバラム・ビーチ・ホテルに滞在してアーユルヴェーダのマッサージを堪能、その施術には確かな癒しの力があると断言した。



 ドイツの女優インゲボルグ・ショナー(77歳)は8年もの間、毎年ケララ州を訪れ、つらい膝の痛みから遂に解放された。彼女は観光局の職員らに感謝の言葉を伝え、現代医学のアロパシー(対症)療法はもうやめたと語ったという。観光局の広報担当者はショナーの言葉を次のように引用している。



「アーユルヴェーダのおかげで、すっかり楽になった。自宅でもギー(インドで古くから食用にされている乳脂肪製品。澄ましバターの一種)を作り、料理に油を使うことはやめてしまった。ヨガをして、朝起き抜けにグラスいっぱいの白湯を飲むことが日々の習慣だ。アーユルヴェーダ薬も1年分購入した」。




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