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2013-05-09  三菱ふそうトラック・バス、アジア・アフリカ向け戦略車を投入へ

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は7日、独自動車大手ダイムラーのトラック部門として「アジアビジネスモデル」を策定するとともに、アジア・アフリカ地域での販売拡大を行うべく、同市場向け戦略車を投入すると発表した。



 MFTBCとインド商用車子会社ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ(DICV。本社チェンナイ)の二つの拠点が中心となり、ダイムラー・トラック部門として開発したプラットフォームに基づき、FUSOブランドの新しいアジア・アフリカ向け戦略車を、2013年第2四半期までに投入する。この車両はアジア・アフリカ地域において、価格競争が強い市場に対して投入を行う。商品の概要・投入市場等、詳細については、後日発表の予定。



「アジアビジネスモデル」はMFTBCとDICVが、強いリーダーシップを持つアジア・アフリカ地域において、更に販売を強化する戦略となる。なお、ダイムラー・トラック部門として、全世界の商用車販売を2015年までに50万台以上、2020年には70万台以上を計画している。



 MFTBC代表取締役社長・CEOで、ダイムラー・トラックアジア代表のアルバート・キルヒマン氏は、「アジアビジネスモデルは当社の事業を次のステップに進める役割を担っている。この戦略に基づき、アジア・アフリカ地域の新たなお客様に対して、新しい製品と最良のサービスを提供していく。MFTBCとDICVの連携により、競合他社よりも一歩先に進むことが可能となる。」と述べた。

 また、DICV社取締役社長・CEOのマーク・リストセラ氏は、「品質の高いインド製のトラックである“バーラト・ベンツ”ブランドのトラック販売が、販売開始3カ月間で1,000台を達成することが出来た。DICVのチェンナイにある最新鋭の工場において、間もなく、アジア・アフリカ地域向けのFUSOの車両がインド市場向けの“バーラト・ベンツ”ブランドの車両と同じラインで生産を開始する。」と述べた。




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