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2013-05-10  1万8,000人のインド人労働者、サウジからの緊急帰国を申請

 サウジアラビアの在リヤド・インド大使館には今月2日までに、1万8,000人以上のインド人労働者が「緊急帰国許可証」の発給を求めて押し寄せているという。5月8日付ナブバーラト紙が報じた。

 同国では最近になり、国内企業は必ず10%の雇用枠を国民に保証することを義務付けた新しい労働法が施行され、失業を恐れたインド人労働者たちが緊急帰国を求めている。現在200万人ほどのインド人労働者が就労しているとされ、こうした労働者たちは、派遣元にパスポートを管理されており、自由に出入国ができない状態となっている。

 これに対し、インド政府とサウジアラビア政府は、低賃金の労働者たちの申請費用を折半するなどの交渉を開始している。

 同国での労働法改正により、過去数カ月間で20万人以上の外国人労働者が職を失って出国したとされている。




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