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　最大与党・国民会議派のソニア・ガンディー総裁（連立与党・統一進歩同盟＝UPA＝議長）は5月14日、女性への暴力への懸念が高まっていることを受けて、女性にとって安全な環境を築くよう、社会に強く求めた。PTI通信が同日付で報じている。

　ガンディー総裁はこの日、未成年の女性のためのホステルを設置する基金の創設のため、ニューデリーのジャミア・ミラ・イスラミア大学で行われたイベントに出席。次のように述べた。

「少女と女性が路上や家庭内においてまで暴力に遭遇していることに、われわれは衝撃を受けてきた。もちろん、これは一般的に広まっていることではないが、広まっている」　「社会としてわれわれは、暴力に対抗すること、少女や女性が虐待や性的いたずらを恐れる必要なく生きていける安全な環境を築くことに失敗してきた。これは私にとってつらいことだ」

　同総裁は、政府、議会、警察をはじめとする公官庁が任務を果たし、社会も考え方を変える必要があると指摘。「われわれはみな、先を見越したうえで率先して動かなければならない」と述べた。