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2013-05-17 国際的ATMハッキング、印ITサービス産業のセキュリティーに課題
アラブ首長国連邦(UAE)のラス・アル・カイマー国立銀行(RAK銀行)が発行したデビットカードのアカウントを用い、クレジットカード取引情報処理のエレクトラカード・サービシズ(ECS。本社プネ)のセキュリティー・システムをハッキングして短時間に世界中の現金自動預払機(ATM)から4,500万ドルを強奪する事件が発生したことで、インドのITおよびITサービス(ITeS)企業に、あらためて注目が集まっている。5月15日付でヒンドゥー・ビジネスライン紙が報じている。
ITeSやサイバー犯罪の専門家によれば、ITサービスのプロバイダーの信頼性を大きく損なわせる今回のような事件が今後も発生する可能性があるという。通信ソリューション大手AGCネットワークスのアトゥル・カタバカル副部長(ITガバナンス・リスク・コンプライアンス部門担当)は次のように分析している。