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2013-05-30 「インド版GPS」運営センター、バンガロール近郊にオープン
インド宇宙研究機構(ISRO)は5月28日、インド地域航空衛星システム(IRNSS)のためのナビゲーション・センターをバンガロール(ベンガルール)郊外に開設した。IRSSはインド政府が運営する地域航空衛星システムで、7機の衛星すべてが稼働すると、米国のGPS(全世界即位システム)のような正確な位置情報がインド国内とその周辺地域について提供されるようになる。PTI通信が同日付で報じている。
IRNSS航空センターは、バンガロールから約40キロメートル離れたビャラルにあるインド宇宙ネットワークの施設内に設立された。この施設では時間基準、航法メッセージの作成、位置標定拠点を含む地上施設の監視・管理を行う。ISROのK.ラダクリシュナン会長は、「航空センターではこうした航空での機能を補助するための技術的施設を複数備えており、すべての地上施設と衛星の同期を目指す」と語る。