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2013-06-10  タブレットPC販売、1-3月期は90万台超―サイバーメディア・リサーチ調べ

 タブレット型PC・端末のインドでの販売台数は1-3月期、90万台を超えた。前年同期(34万9,000台)比2.5倍もの大幅増で、1日に1万台が売れている計算だ。ただ、2012年10-12月期の販売台数は約110万台を記録しており、これとの比較では17.57%減。サイバーメディア・リサーチ(CMR)の調査結果にもとづき、6月5日付でPTI通信が報じている。

 CMRテレコムズの首席アナリスト、ファイサル・カウーサ氏は次のように語る。「2013年度1-3月期のタブレットPCの出荷台数は、2012年10-12月期に比べて急激に下がったが、そこまでたいしたことではなく、季節的な原因によるものだろう」。

 1-3月期のメーカー別シェアでは、超低価格タブレット「アーカシュ」を生産する英データウィンドが15.3%で首位となった。2位はマイクロマックスの12.3%で、3位が米アップル。このシェアについて、CMRテレコムズのアナリスト、タルン・パタク氏は次のように分析している。「このトレンドは、インドのタブレット消費者の、ある意味での二極化を表している。一方の消費者は機能性を重視して、その分野でトップの品質を求め、アップルのiPadのような高級機種を購入する。もう一方の消費者は低価格で幅広い機能を持つ機種を求めている」。




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