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2013-06-12 ゲーム/アニメ製作者向けスペース、アンドラ・プラデシュ州政府が整備へ
ゲーム開発業者やアニメーターを対象とした施設をアンドラ・プラデシュ(AP)州政府が整備する。予算23億ルピーを投じてゲーム・パークを整備し、ゲームおよびアニメーション開発を促進する計画だ。ITのハブ都市であるマダプルにあるビルの未使用スペースを、ゲーム、アニメーション、特殊効果などの新興事業者が使用できるように転用するという。6月9日付でヒンドゥー・ビジネスライン紙が報じている。
アニメーション・VFX(視覚効果)・コミックス・ゲーム産業協会のK.バシ・レッディ会長は次のように語る。「マダプルにあるビルに、広さ約2,000平米の空きスペースがあるので、州IT省がアンドラ・プラデシュ州産業インフラ公社(APIIC)と提携して、小規模事業者が入居できるオフィス施設に改造する。1-2人用の小さなオフィスもある」。
「マダプルの施設は8月15日までにオープンする予定だ。すでに問い合わせが殺到しており、約5,600平米が必要になるだろう。州政府に追加スペースを申請した」
IT省はAPIICとの提携を通じて、照会先を一本化し、「2013-15年度AP州ゲーム(ゲーム、アニメーション、メディアおよびエンターテインメント)政策」の対象となる適格事業者を絞り込みたい考え。IT政策によるさまざまな給付のほか、短編映画製作者にも奨励金を提供する計画で、無料のデータ通信回線も提供するという。