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2013-06-14  [13/06/14-10:21] SENSEXは1.12%安、海外資本の流出が続き19,000ポイント割れ

 ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は6月13日、前日比213.97ポイント(1.12%)安の18,827.16で取引を終えた。

 この日、P.チダンバラム財務相が今後さらに多くの経済改革が行われると発言したものの、特に海外資本による自動車銘柄の売りが続き、SENSEXは下落。終値で19,000ポイント台を割り込んだ。コタック・セキュリティーズのシリカント・チョウハン氏によると、海外市場の不調から市場は立ち上がりから取引終了まで弱気に終始した。

 翌14日には、卸売物価指数(WPI)ベースのインフレ率の公表が予定されており、これが17日に予定されているインド中央銀行(RBI)の金融政策決定会議に影響を及ぼすと見られている。

 業種別指数では、全13業種中、耐久消費財を除く12業種が下落。自動車が2.33%安と最も大きく下げたほか、不動産が2.30%安、電力が1.81%安、ヘルスケアが1.81%安、公営企業(PSU)が1.71%安、ITが1.66%安など。

 銘柄別では、SENSEX採用30銘中25銘柄が下落。タタ・モーターズが3.50%安、マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)が3.25%安、サン・ファーマが3.22%安、タタ・スティールが2.92%安、GAIL(旧インド・ガス公社)が2.70%安、スターライト・インダストリーズが2.51%安、タタ・パワーが2.50%安などと下げた。一方、ヒンダルコ・インダストリーズが4.82%高、バルティ・エアテルが3.47%高などと上昇している。




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