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2013-06-17  武田薬品、サン・ファーマと特許侵害訴訟で和解

 武田薬品は、ジェネリック(後発)医薬品の世界最大手であるイスラエルのテバ・ファーマ・インダストリーズ(TPI)およびサン・ファーマが米国においてプロトニクス(Protonix。米国製品名、一般名パントプラゾール=pantoprazole=)の物質特許(注)が満了する2011年1月より前に後発品を販売したことに対し、同社(旧ナイコメッド)とファイザーが提起していた特許侵害訴訟について、両社と和解したことを発表した。同社のプレスリリースが、6月13日付で報じた。

 和解条件に基づき、TPIおよびサン・ファーマは、それぞれ16億ドルおよび5.5億ドル、合計21.5億ドルの和解金を同社およびファイザーに支払うことになるが、同社は、2011年5月に締結したナイコメッド社買収契約に基づき、受領する和解金の全額を旧ナイコメッド社の株主に支払うことになる。




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