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2013-06-21 北部洪水、犠牲者数は1,000人超えの恐れも
ウッタラカンド州を中心としたインド北部が、大雨に伴う洪水により甚大な被害を受けている。政府関係者によると、この洪水による犠牲者の数は数千人規模まで増える恐れもあるという。NDTV.comが6月20日付けで被害の概要を伝えた。
これまでに確認された犠牲者の数は150人以上となっているが、行方不明者も多数いるため、犠牲者の数はさらに増加することが見込まれている。また、ウッタラカンド州各地で多くの人々が交通を断たれており、救援を要する状態にあるという。陸軍と空軍、国境警備隊は合同で救援にあたり、これまでに1万3,000人近くを救助したが、悪天候とヒマラヤ山脈の急峻な地形に阻まれて救援作業は難航している。依然として、およそ6万2,000人が孤立しているという。陸軍は、過去最大規模の救援作戦になると見越している。