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2013-07-04 「禁煙州」、ヒマチャル・プラデシュ州がインドで初めて宣言
ヒマチャル・プラデシュ(HP)州政府のカウル・シン・タクル州保健相は7月2日、インド初の「禁煙州」となることを宣言した。PTI通信が同日付で報じている。
州保健相はこの日、州都シムラでHP州任意健康協会(HPVHA)、国際結核肺疾患予防連合(IUATLD)ニュー・デリー支部、保健家族局が共同で主催した式典に出席。2003年の「タバコおよびタバコ製品法(COTPA)」第4条に対応するとして、「禁煙州」を宣言した。
同相によれば、禁煙州宣言を行うにあたり、地域医療局、インディラ・ガンディー医科大学(IGMC。本部シムラ)およびHP州立大学人口調査センターが技術的および科学的調査を実施。州内では、各種指標から算出される禁煙達成度がすでに85.42%にまで上昇している。また、州内のパンチャヤット(農村共同体)2,500カ村がCOTPA条項の順守を決議。州内の57カ所の開発区も禁煙を達成するための決議を行ったという。