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2013-07-12 ミマキエンジニアリング、インドでの合弁を解散および販売子会社を設立へ
ミマキエンジニアリングは、7月10日開催の取締役会において、インドにおける合弁会社であるミマキ・カンファー（MIMAKI KANPHOR INDIA）を解散及び清算する手続きを開始すること、ならびにミマキ・カンファーに代わり新たに販売子会社を設立する準備に着手することを決議した。同社のプレスリリースが、同日付で報じた。
●合弁会社の解散及び清算について
同社は、経済発展に伴う急速なデジタル化の進展により、同社製品の用途拡大が期待されるBRICsなどの新興経済発展地域への販売網構築の一環として、インドにあった同社ディーラーTexsoco及びその関連会社であるTexsoco Technologiesから事業譲渡された新会社Kanphor Indiaの株式譲受及び第三者割当増資の引受により、株式の51％を取得した合弁会社であるミマキ・カンファーを2009年9月に設立した。
しかし、ミマキ・カンファーの経営成績は設立以降不振が続き、今第1四半期の終了段階における今後の業績検討においても好転する見込みが立たないことに加え、インド側の合同出資者は、効率的かつ合理的に会社を運営する義務を怠るなど合弁契約に違反し、是正期間を与えても措置が講じられなかったことから、同社としては合同出資者との合弁事業の継続は困難であると判断し、合弁契約を解消の上、この度ミマキ・カンファーを解散、清算する手続きを開始することとした。
なお、現時点では、ミマキ・カンファーの解散、清算に関して合同出資者からの合意を得られていないため、今後同社はデリー高等裁判所に仲裁、清算を申し入れる予定である。