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2013-07-16 フェイスブック用美容整形にはまるインド人ユーザーたち
世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)、フェイスブックのプロフィール写真を少しでも見栄えよくしたいと、美容整形手術を受けることも厭わない若者が増えている。7月13日付のナブバーラト紙が報じた。
この傾向は「Facebook Facelift(フェイスブック用美容整形)」と名付けられ、フェイスブックを通じて交際相手などを見つけたいと願っている20代から30代の若者の間で密かなブームになりつつあるという。
ある男性は、“真剣に付き合える女性を求めて”フェイスブックを利用しているが、掲載している写真について「太りすぎである」と友人に指摘され、脂肪吸引術を受けることを検討していると自身のアカウント上で明かした。すると同様の理由で、顔を美白するためにレーザー治療とケミカルピーリングを施した女性をはじめとする大勢から「いいね!」をもらい、勇気づけられているという。
ちなみに美顔レーザー治療とケミカルピーリングにかかる費用はおよそ2万5,000-3万ルピー、二重アゴ改善術は10万ルピーほどが相場とされる。ある美容整形外科医は、インド人がSNSにはまっていくほど、「プロフィール写真を美しく、会ったときにはもっと美しく」ありたいと願い、美容整形の需要は高まっていくだろうと予想している。