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2013-07-16  世界の汚職調査、インドは過去最悪の結果に

 世界各国の汚職の“普及度”を計る国際調査を続けるNGO(非政府組織)トランスパレンシー・インターナショナル(本部ドイツ)は、107カ国の11万4,270人を対象に調査を行い、リポート「国際汚職バロメーター」2013年版を発表。インドでは回答者の70%が過去2年間に汚職が増加したと答えた。世界平均の回答率は53%だった。ロンドン発7月9日付でPTI通信が報じている。

 トランスパレンシー・インターナショナルのルクシャナ・ナナヤッカラ氏(アジア・太平洋地域担当アウトリーチ・マネージャー)は次のように語る。「インドは、周辺地域内だけでなく世界においても、汚職問題に取り組むべき政府に対する国民の信頼が完全に欠如している」 「驚くことに、インド人の68%が政府は問題を解決するために十分な努力をしていないと考えている」 「世界規模の国力を持ちたいが、自国民に対処することができない国、という大きな信頼問題が示唆されている」。




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