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2013-07-18 小学校の給食で児童22人が死亡─ビハール州
7月16日にビハール州サラン県チャプラの公立小学校で毒物入りの給食を食べた児童が死傷した事件で、17日にはさらに2人の児童が死亡し、死者は22人に達した。PTI通信が同日付で報じている。
現地チャプラでは1-5年生の10歳以下の児童16人が死亡。パトナ医科大学病院(PMCH)に運ばれた児童も16日夜に4人、翌17日朝に2人が亡くなった。
子供2人を失った母パノ・デビさんは、昼食プロジェクトで調理を担当していた。同じく調理を担当していたマンジュ・デビさんと3人の子供もPMCHで治療を受けている。
病院で治療を受ける児童(7月16日、ビハール州サラン県チャプラ)
PMCHのアマルカント・ジャ・アザド院長によれば、同病院では現在25人が治療を受けている。小児科のICUに運ばれ、幹部医師らが24時間体制で対応しているという。
この惨事は、州都パトナから60キロメートル、チャプラから約25キロメートルの場所にあるマシュラク地区のダールマサティ・ガンダワン(Dahrmasati Gandawan)村にある公立小学校で起こった。