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2013-07-18 SENSEXは0.49%高、FDI規制緩和を受け反発
ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は7月17日、前日比97.50ポイント(0.49%)高の19,948.73で取引を終えた。
証券会社筋によると、インド政府が景気刺激策として通信や保険、防衛といった複数の業種における外国直接投資(FDI)の出資比率上限を引き上げ、外国企業の参入要件を緩和したことが好感された。インフォシス・テクノロジーズやHDFC銀行をはじめとする企業各社の2013年度第1四半期(4-6月期)決算が好調だったことも株価の上昇につながった。
業種別指数では、全13業種中6業種が上昇。日用消費財(FMCG)が3.39%高と最も大きく上げたほか、耐久消費財が1.10%高、ITが1.00%高、石油・ガスが0.61%高など。
銘柄別では、SENSEX採用30銘中15銘柄が上昇した。ヒンドゥスタン・ユニリーバ(HUL)が9.86%高、インド火力発電公社(NTPC)が3.18%高、ウィプロ・テクノロジーズが2.96%高、ITCが2.28%高、タタ・パワーが1.96%高、SENSEXの算出で比重が最も大きいリライアンス・インダストリーズ(RIL)が1.58%高など。