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2013-08-07 川崎汽船、デリーで自動車部品のミルクランサービスを開始
川崎汽船のインド現地法人 Kライン・インディア（“K”LINE＝INDIA＝PRIVATE LIMITED）は、デンソー・インディア（DENSO INDIA LTD）向けに、デリー市近郊で自動車部品の巡回集荷・配送サービス（ミルクラン）を開始した。同社のプレスリリースが、7月31日付で報じた。
ミルクランは、複数社の部品メーカーを決められた時間に巡回し、自動車部品をJUST IN TIMEに集荷、納入するサービスであり、同時に荷主指定の「通い箱（製品を収める定型の箱）」の連続した流通を行うことで、理想的な物流方式とされている。
これまでは、部品メーカーがそれぞれ個別に納入をしていた自動車部品を、ミルクランを導入することにより小ロットの部品も複数社分をトラック一台にまとめて集荷することが出来、積載効率が向上し、またデンソー・インディアの工場構内のトラック搬出入も大幅に削減できる為、作業自体の工数削減、工場周辺の渋滞緩和、CO2の削減により自然環境へも優しい物流サービスとなる。
同社は7月よりデンソー・インディア向けにミルクランサービスをデリー近郊で開始、まずは6台のトラックを完備し自社運行でスタートさせる。既に同社のタイ現地法人では大手自動車メーカー、部品メーカーへのミルクランサービスを10年以上前から提供しており、約300台のトラックを専用車として運行している。