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2013-08-07 フェイスブックのバグ発見奨励金、受領者数でインドは世界2位
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)最大手のフェイスブック(Facebook)は、過去2年間にバグ(プログラムの間違い)の発見者に支払った奨励金が100万ドルを超えたことを明らかにした。インドは、奨励金受領者の数で米国に次ぐ世界2位にランクされている。8月4日付でPTI通信が報じている。
フェイスブックは、バグの発見者たちに「研究者」という資格を与え、その成果に応じて奨励金を支払う「バグ・バウンティ・プログラム」を2011年8月に開始。自社のウェブサイトに掲載したプレスリリースで次のように述べている。「プログラムは期待以上の成果を上げている。われわれは世界各地の研究者と協力して、セキュリティを脅かすバグの根絶に取り組んでおり、これまでに支払った奨励金は総額100万ドルを超えた」。
フェイスブックによれば、これまでに奨励金を獲得したのは計329人で、専門の研究者から学生、アルバイトと立場はさまざま。最年少受領者は13歳だった。国別では、受領者の数が最も多いのは米国で、以下、インド、英国、トルコ、ドイツと続く。また、その数が最も急速に増えている国は、米国、インド、トルコ、イスラエル、カナダ、ドイツ、パキスタン、エジプト、ブラジル、スウェーデン、ロシアの順となっている。