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2013-08-07  SENSEXは2.34%安、ルピー安進行で大幅反落

 ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は8月6日、前日比449.22ポイント(2.34%)安の18,733.04で取引を終えた。SENSEXは前日の5日、小幅な上昇を見せ、前営業日までの続落を8日で止めたが、6日は再び下落した。

 証券会社筋によると、外国為替市場でルピー相場が1ドル=61.80ルピーまで下落したことが、インフレの加速と海外資金の流出につながるとの危惧を生み、SENSEXは大幅に下落した。また、ルピー安により金融政策で流動性引き締めがさらに強化され、輸入企業の業績に影響を及ぼすとの懸念も下落要因となった。

 業種別指数では、13業種すべてが下落。耐久消費財が5.55%安と最も大きく下げたほか、不動産が4.45%安、金融が3.90%安、金属が3.24%安、電力が3.21%安など。

 銘柄別では、SENSEX採用30銘中26銘柄が下落した。タタ・パワーが14.76%安、国営バーラト重電機(BHEL)が6.58%安、住宅開発金融公社(HDFC)が5.90%安、スターライト・インダストリーズが5.18%安、タタ・スティールが4.47%安、ICICI銀行が4.03%安など。




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