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2013-08-08 川崎汽船、ムンバイで海務関連業務サービスを開始
川崎汽船のインド現地法人Kライン・インディア(“K”LINE=INDIA=PRIVATE LIMITED、KLIN)は、ムンバイで海務関連業務サービス事業(検船・荷役監督・港湾調査業務及び海技者人材派遣紹介)を開始した。同社のプレスリリースが、8月6日付で報じた。
KLINは順調に同地での業容を拡大しており、コンテナ船のみならず自動車船やばら積み船の同地への寄港船が格段に増加している。KLINはムンバイにおいて20隻を超える船舶運航管理の実績がある。同社グループ船舶管理会社ケイライン・シップマネージメントのインド現地法人がムンバイにて船員配乗手配及び海技トレーニング設備を完備、またKLINの合弁パートナーであるJ.M.BAXI GROUPも優秀なインド人船員を長年に渡って活用しており、多くのノウハウを蓄積している。これら同グループの人材とその経験を活用し、海務関連業務サービス事業を船長常時4名、機関長常時1名体制での対応にて提供する。
成長著しいインドで、また今後発展が予想される中東・アフリカ市場を見据えて、インドからの海務関連業務サービスの提供は地理的にも優位にある。第一弾として、インド東海岸に寄港したスープラマックスサイズのばら積み船の検船を7月初旬に実施した。
KLINでは同社グループ関係船のみならず、広く取引先企業にインドから“K”LINEブランドの高品質のサービスを提供していくとのこと。