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2013-09-04 SENSEXは3.45%安、今年度の成長率予想引き下げで全面安
ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は9月3日、前日比651.47ポイント(3.45%)安の18,234.66で取引を終えた。
外国為替市場でインド・ルピーの対ドル相場が下落したこと、海外の金融大手各社が2013年度のインドの経済成長率予想値を引き下げたことが影響した。また、米国によるシリア攻撃が始まれば原油の国際価格が再び上昇し、石油需要の70%以上を輸入に頼るインド経済に打撃を与えるとの懸念も、株価の下落要因となった。
業種別指数では、13業種すべてが下落。金融が5.06%安と最も大きく上げたほか、耐久消費財が4.61%安、不動産が4.39%安、日用消費財(FMCG)が3.89%安、石油・ガスが3.63%安など。
銘柄別では、SENSEX採用30銘中28銘柄が下落した。ヒーロー・モトコープが6.58%安、SENSEXの算出で比重が最も大きいリライアンス・インダストリーズ(RIL)が6.07%安、ITCが5.37%安、ICICI銀行が5.21%安、バルティ・エアテルが5.17%安など。