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2013-09-24  シーク教徒の教授、米国でヘイトクライムの標的に

 米ニューヨークで9月21日、コロンビア大学の教授が複数の男性に突然襲われ大怪我を負った事件で、現地警察はヘイトクライム(憎悪犯罪)に遭遇した可能性が高いと見ている。23日付のナブバーラト紙が報じた。

 被害に遭ったのはコロンビア大学の国際関係・公共政策大学院で教鞭を執るシーク教徒のプラブジョット・シン(Prabhjot Singh)教授。ハーレム地区を歩いていたところを、複数の男性に襲われて大怪我を負い、病院に運ばれた時には、話すこともできない状態だったという。教授は家族と食事をとった後、妻と1歳の息子を自宅に送り届け、ひとりで散歩をしていたところだった。

 シン教授によれば、犯人らは「オサマ」「テロリスト」などと教授を罵り、教授の顔や頭を殴るなどして繰り返し暴行してきたという。

 現在、シン教授は退院し、自宅でニューヨーク市警ヘイトクライム対応特別捜査班(New York Police Department Hate Crime Task Force)による取り調べに応じているという。




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