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インドに対する日本政府の動向
日・インド外相会談
2012-07-08
本8日(日曜日)午後3時から約25分間,玄葉光一郎外務大臣は,アフガニスタンに関する東京会合出席のため来日中のクリシュナ・インド外相(H.E. Mr. S. M. Krishna, Minister of External Affairs of India)と同会合会場内で会談を行ったところ,インドと日本間のビジネス関連のポイントは以下となります。
■二国間関係
クリシュナ外相より,本年のインド海軍と海上自衛隊の間での初の二国間訓練の実施,今後の海洋に関する対話とサイバーに関する協議の開催,デリー,バンガロール,コルカタにおける円借款を活用したメトロの建設,デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)の着実な進展,昨年の日インド包括的経済連携協定(CEPA)の発効と貿易額の拡大,レアアースの共同事業実施に向けた進展,インド工科大学ハイデラバード校支援につき言及があり,玄葉大臣よりも,これらとともに,社会保障協定の実質合意の歓迎,日本の投資促進のためのインドの金融規制緩和の重要性につき言及し,両外相は,日インド関係が,政治,安全保障,経済等多くの分野で協力が進展していることを確認し,本年後半に予定されているシン首相の訪日に向け,更に努力を加速化していくことで一致しました。
■その他
この他,両外相は,来たるASEAN関連外相会議においても両国が引き続き協力していくことで一致しました。