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2012-11-26  クリシュナパトナム港、自動車輸出拠点としてチェンナイ/エノール港と競合

民営のクリシュナパトナム港(アンドラ・プラデシュ州)は、チェンナイから北へ180キロメートルという地の利を活かし、チェンナイ、バンガロール(ベンガルール)一帯で製造される自動車の輸出拠点として名乗りを挙げる構えだ。同港では現在、南ターミナルに自動車輸送用のRO-RO(ロールオン・ロールオフ=車両自走式=)船専用バースを建設中で、完成すれば、チェンナイ、エノール両港と競合することになる。11月21日付でヒンドゥー・ビジネスライン紙が報じている。



 RO-RO船とは運搬する車両を自走させて積み降ろしを行う自動車運搬船。その専用バースについて、クリシュナパトナム港のアニル・イェンドゥーリCEOは、「2013年度第1四半期(13年4-6月期)までには操業を開始したい」と語り、すでに自動車メーカー各社と協議中であると明かす。具体的な社名の公表は控えたが、チェンナイ地区には韓国の現代自動車、日産、仏ルノーの製造拠点があり、すでに、これら3社の幹部多数が同港を視察に訪れたという。




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