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2013-10-28 トヨタ紡織、インドのレラングループと販売合弁設立へ
トヨタ紡織は、インドでシートをはじめとする自動車部品事業を行うレラングループ(Relan Group of Industries、注)と、自動車用内装部品の営業活動を行う新会社「トヨタ紡織レランインディア」を設立することに合意した。新会社は、トヨタ紡織のアジア・オセアニア地域統括会社であるトヨタ紡織アジアと、レラングループの自動車部品会社であるシャルダ・モーター・インダストリーズ・リミテッド(Sharda Motor Industries Limited)が出資する。同社のプレスリリースが、10月24日付で報じた。
トヨタ紡織グループは、インド市場を重要な市場のひとつとして捉え、営業体制を強化し事業拡大を目指している。トヨタ紡織とレラングループの2社は、トヨタ紡織のグローバルな技術開発力と高品質なモノづくり技術、そしてレラングループの営業・調達力を融合し、インドでの自動車用シートの事業拡大で協業することに昨年基本合意した。営業新会社は、トヨタ紡織の技術部門が営業活動をサポートすることで、インド市場やお客様ニーズを迅速かつ的確にとらえ、シートなど内装部品の新たなビジネス獲得を目指す。
インドでは、トヨタ紡織は1998年にトヨタ紡織オートモーティブインディアを設立して以来、15年にわたり事業を行っている。シートやドアトリムなどの内装部品やエアクリーナーを生産し、従業員は約800名。