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2013-11-05 テルモ、インドに販売現地法人を開設
テルモは、インドでの事業拡大を図るため、販売現地法人を設立し、11月より業務を開始する。同社のプレスリリースが10月13日付で報じた。
インドは、経済発展、人口増加と共に、生活習慣病を背景とし、世界でも有数の心臓病患者数を抱えている。同社はこれまでカテーテルをはじめとした心臓血管領域製品を中心に成長を図り、過去10年での年平均成長率は14%と伸長している。
同社はインド市場で、これまでドバイ支店からの輸入によって、主に代理店を通じた販売を行ってきたが、現地法人の開設により、今後はより現地に密着した販売・プロモーション体制を構築する。さらに、チェンナイに新たに倉庫をもつことで、よりタイムリーな物流体制を整備する。
同社は2012年度、インドで1,200万ドルの売上高を記録。同社の中期計画の最終年となる2016年度には3,900万ドル(年平均成長率32%)を目標とし、インドにおける事業成長を加速させていく(注)。
(注)上記の数字には、血液システム事業の売り上げは含まれていない。インドにおける血液システム製品はテルモグループ子会社のテルモペンポールが販売を行っている