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2012-11-27 外資進出増のチェンナイで高級住宅の家賃が高騰
チェンナイで、賃貸住宅の家賃が高騰している。多国籍企業（MNC）が多数進出したことで、高級住宅への需要が高まり、供給が不足しているためだ。11月23日付でヒンドゥー･ビジネスライン紙が報じている。
同市には製造、サービス分野の外国企業の進出が相次いでおり、これにともなって市内に住居を求める海外駐在の従業員と家族からの需要が高まっている。しかし、一定水準のアメニティ設備を備えた高級住宅の数には限りがあり、分譲物件のみならず、賃貸物件の賃料も跳ね上がっている。
日本貿易振興機構（JETRO）チェンナイ事務所の藤井真也所長によれば、チェンナイ在住の日本人家族は平均月額15万ルピー以上の家賃を払っているという。インドは現在、日本の主要な投資先であり、中でもチェンナイには350社を超す日本企業が拠点を開設。今も、何百という日本人家族が市内に暮らしている。